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アグリガット (ロケット) : ウィキペディア日本語版 | アグリガット (ロケット)
アグリガット(独 Aggregat)は、ナチス・ドイツが開発・運用していたロケットシリーズ。Aggregatは集合体など意味する語で、開発名称のコードネームである。A4が転用されたV2ロケットは、特に知られる。 ドイツ語では強調する機械群を意味する。 == 各型 ==
=== A1 === A1(Aggregat 1)は一連の開発の最初のものである。1933年にヴェルナー・フォン・ブラウンがドイツ国防軍の支援の下、ヴァルター・ドルンベルガーが主導するクンメルスドルフの研究所で開発した。全長、胴体直径、重量程度の小型のものである。エンジンはアルトゥール・ルドルフが設計したものであり、加圧供給式で推進剤としてアルコールと液体酸素を用いていた。燃焼時間は16秒で2.9kNの推力を有した。安定翼などは有さず、頭部にのジャイロスコープを内蔵し安定装置としていたが、性能と液体燃料に不安があり、打上げは行なわれなかった。試験台上でのエンジンの燃焼試験には成功したものの、最初の打ち上げは射点上で炎上した。設計が不安定だったと考えられ、更なる進展は無く、A2の設計に移った。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アグリガット (ロケット)」の詳細全文を読む
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